FC2ブログ

すべての人類を破壊するそれらは再生できない レビュー

今回は「すべての人類を破壊するそれらは再生できない」という漫画を紹介したい。
タイトルが長いので以下「すべそれ」と表記するが、すべそれは1990年代を舞台にしたサブカル青春漫画である。

詳細はWikipediaなどを参照してもらったほうがわかりやすいかと思うが、簡単に説明すると「オタクの男子中学生がカードゲームをきっかけにこれまで犬猿の仲だったクラスメイトの女子と仲良くなる話」である。
オタクと言っても現在幅を利かせている萌えオタはあまり登場せず、家庭用ゲームをやっているだけでオタクと呼ばれた時代の話だ。

そして物語の核となるカードゲームだが、「マジックザギャザリング」という私の世代にはあまりなじみのないカードゲームだ。
こちらも詳しくは他サイトを参照してもらいたいが、遊戯王やポケモンカードといった「TCGの起源」とも言える実在のカードゲームである。
おそらく実際にカードで遊んでいた世代を対象にした漫画とは思うが、ルールを知らない人でも楽しめるようになっている。
言うなれば「ヒカルの碁」や「ムダズモ無き改革」のサブカル版といったところだろうか。

またこの漫画にはゲームネタや1990年代ネタが数多く登場するが、ネットをやっている人間ならわかるネタが多いので若い世代でも十分楽しめるとおもう。
まだ既刊3巻ということで続きが気になる漫画だ。
スポンサーサイト



テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

中学受験体験記

今回は中学受験について書こうと思う。
中学受験全般というよりは「私の中学受験記」といった感じになるので興味がない方は読み飛ばして欲しい。
都合上他の記事で書いていることを再度説明している場合もあるが、お許しいただきたい。

まず私が中学受験をはっきり意識したのは小学4年の時に大手の進学塾に入った時なのだが、ここでは成績は振るわず6年の時に個別塾に移ることになる。
個別塾と言っても一日中マンツーマン指導を受けることは経済的に無理だったので家では専業主婦の母と勉強することとなった。
小学校は公立だったので学校にいる間は勉強から解放されたが、家に帰れば一日中勉強である。
休憩時間は2~3時間勉強するごとに1~3分程度だった。
基本的に私が参考書の問題を解き、解き終えると母が回答解説をするのだが、母は大卒ではなかったため難しい問題は父か塾で教えてもらっていた。
娯楽と言えば食事と学校の休み時間くらいだろうか。
私の家は外食というものをほとんどせず、年に1~2度ファミレスや回転ずしに行く程度だったので、給食というのは貴重な外食の機会だった。

その生活を9か月ほど続けたのだが、勉強を始めるのが遅かったこともあり、第一志望はおろか第二志望にも落ちてしまう。
親は落胆していたが、私としてはとりあえず終わってくれてよかったというのが正直なところだった

ちなみに小6の一年で視力が0.8から0.1未満まで落ちていた。
これほど体を酷使しても受からなかったのは、私の能力の問題なのか、独学がいけなかったのか、前述したように勉強期間が短かったことはもちろんなのだが、中学受験は失敗した者からすればコスパが悪いと言わざる負えない。

テーマ : 中学受験
ジャンル : 学校・教育

いまさら翼といわれても 感想

※一部既読者向けの内容を含みます

「いまさら翼と言われても」を読んだ。
千反田さんが親から「家を継がなくて良い」と言われて戸惑うあの話だ。
なお前巻までの千反田さんは、「家を継ぐことを嬉しく思っているわけでも理不尽に思っているわけでもなく淡々と受け入れていた」と言った感じであった。
それが今回の出来事があり、千反田さんは真面目だから、家を継ぐという明確な目標がなくなった時なにをすれば良いかわからなくなってしまったのだろう。

しかしそもそも千反田さんの家は、娘の進路を制限するほど厳しそうに見えないのである。
家を継がなければいけないというのも彼女が勝手に思っていただけというか、もちろんそれは彼女の真面目さ故なのだが、考えてみれば高校生というのは皆まわりが見えていないものである。

高校生で明確に進路を決めているという人は少ないだろう。
明確に進路を決めている人でも、なぜその仕事(学問)がやりたいのかを説明できる人は少ないのではないだろうか。
これは進路研究の不足など努力の問題もあるだろうが、進路についてよく調べていても、どうしても高校生に見える世界というのは限られてしまうし、同じ高校生同士でも見えている世界は違うだろう。
例えば親が高学歴だという人は勉強が至上の価値を持つと考えるだろうし、高卒の家庭であれば大学に行くという選択肢は浮世離れしているように感じるかもしれない。

千反田さんも「家を継ぐ」という進路が明確に決まっていたわけだ。
でもそれは彼女が自分の進路について十分理解していたということとは違うのである。
彼女には家を継ぐという選択肢しか見えていなかった。そのことについてたくさん考えたかもしれないが、結局は自分の周りの狭い世界しか見えていなかった。
だから自分の人生は自分で選ばなければいけないという当たり前のことに気づけなかったのではないだろうか。

もう一つ少し違う角度から話そう。
彼女は真面目かつ優秀そして一人っ子(おそらく)という設定なのだが、もし千反田さんが真面目だが優秀ではなかったら、あるいはさらに優秀なきょうだいがいたらどうなっていただろうか。
「家を継がなくて良い」なんて親から言われたら「見切りを付けられた」と感じることだろう。
そう感じつつも名家の跡取りという自分には重すぎる役割から解放されたことを喜んでいるかもしれない。

高い能力や家柄というのは諸刃の剣だ。
開業医の子供などが典型だが、彼ら彼女らはその生まれ故に勉強を強いられ職業選択権もない、でも本人にとってそれが当たり前なら幸せかもしれない。
ただそれは子供が優秀だった場合だ。開業医に限らず、親はエリートだが子供は無能といった場合、劣等感を抱いたり厳しく当たられたりすることもあるだろう。
でも過剰に期待されることもないわけで、無能な子供に見えている世界は同じ家庭環境の優秀な子供とは違うのである。

個人的には千反田さんの悩みは贅沢だと思う。
親が自分に期待していて夢を応援してくれるという状況だし、家庭環境と才能に恵まれた人間の悩みでしかないだろう。
ただ彼女はそういう生き方、そういうモノの見方しか許されなかったわけで、似たような境遇にある人間にしか、彼女の持つ世界観を本当の意味で理解することはできないのだろう。

テーマ : 感想
ジャンル : 小説・文学

大学への未練

大学を中退する人は結構多いと聞いたことがある。
入学者の一割は留年してさらに一割が留年して卒業するとか。
中退理由については後々書こうかと考えているが、今回はタイトルにある大学への未練について書いていきたい。

まずは学歴、そして大学生活への未練である。
ここら辺は皆さん大体同じだろう。
ただ学歴と言っても偏差値のコンプレックス(これは大卒にもある)そして高卒というコンプレックスが一般的だが、私の場合これらとは別に大学の専門科目に対するコンプレックスがあった。
と言ってもどうしても医者など特定の職業に就きたいとか、どうしても歴史を学びたいとか、そういった具体的なものではなく、漠然とした専門家への憧れ程度だ。
私は高校は普通科卒だし、部活も禁止されていたため、特技というか「この分野だけは他人よりも詳しい」といったものがなかったのだ。

だから大学で専門的に勉強したり、部活やサークルに入るというのにとても憧れがあった。

そしてありきたりだがサークルである。
興味があったのはバスケとバドミントンとイラストのサークルだ。
イラストの場合は部に入るのも良いなと考えていたのだが、色々あり結局実現しなかった。

ただサークルに関しては今思えば本当にやりたかったのかよくわからないところではある。
なんせ単位にもお金にもならないからだ。
私は高校の部活動や大学の勉強のように、ある程度管理されつつ好きなことをする方があっているのかもしれない。

とは言え私は部活も専門的な勉強も未経験なので、実際やってみたら印象が変わるかもしれない。
ただ仮に楽しくないとしても一度経験してみたかったという気持ちはある。
部活や大学のようにみんな経験していて、かつ一種のステータスになっている場合はなおさらだ。

テーマ : 大学受験
ジャンル : 学校・教育

カテゴリ
月別アーカイブ
fc2ブログランキング
人気ブログランキング
検索フォーム